今日は、先月18日に国際基督教大学(ICU:三鷹市大沢)で
私たちの活動を紹介しながら、「環境授業」を行った時の模様をご紹介します。
今年の私たちの活動の目標の中には「地元の教育機関を通じて若い世代の方とつながりたい」というものがあります。
そこで、ICUの先生に依頼し、このような機会を設けていただきました。
当日は「地球温暖化」や「エネルギー問題」などを授業のテーマとし、グループディスカッションを含む70分の時間をいただくことができました。
みたか発電のスタッフは3名。学生さんは20名ほどが参加してくださいました。
いろいろな世界のエネルギーの問題をスマホやタブレットで調べたり、
日本と比較したり、ディスカッションでも様々な意見が出ました。
この問題に関心を持った方が多かったようです。
その中のお一人、2年生のM.Oさんから授業の感想をいただきましたので
ご紹介します。
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先月、NPO法人みたか市民協同発電の方の講義では、日本における
再生可能エネルギーの現状について認識を改めることができました。
特に、再エネ導入率についてドイツやデンマークなどヨーロッパ諸国は
30%を超えるのに対して、日本は3.2%であるという事実はとても
衝撃的でした。
これから日本人が再エネに対する関心を深め、火力・原子力を利用した
既存のビジネスモデルに捉われない、よりクリーンがエネルギー利用が
可能になれば良いと強く感じました。
国全体の意識を変える第一歩として、大学など小さなコミュニティ内の
意識を変えることが挙げられると思います。ICUでも、そのような取り
組みが学生によってなされています。ICUサステナブルキャンパス委員会
学生ワーキンググループSUSTENAは、食堂でのリリパック利用推進を始め、
毎年のE-Weeks(Environmental Weeks、環境週間)開催、昨年度から
始めた Campus Sustainability Guide の発行など多様な活動を通して、
ICU構成員が環境問題について考えたり、実際に行動を起こしてもらえるよう
働きかけています。
このようなコミュニティ単位の活動が、将来日本全体に、環境に優しい
選択を促すきっかけになれば良いと思います。
授業を行う側の私たちもこのような感想をいただき、大変励みになります。
みたか発電は、今後も市内の教育機関との連携を深め、活動紹介を含む
環境授業などを開催したいと考えています。
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