2016年5月8日日曜日

5月1日(日) 『第3回ベランダ発電工作セミナー』 を開催しました

このへんの電気はこのへんでつくろう~!


こんにちは、みたか市民協同発電です。
いつも応援・ご支援いただきまして、ありがとうございます。


ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたね。
みなさんは、どのように過ごされましたか?


さて、そのゴールデンウィーク中の5月1日(日)に
わたしたちみたか発電主催の 『第3回ベランダ発電工作セミナー』 が開催されました。




◆ 第3回 ベランダ発電工作セミナー 大盛況~!


今回で3回目となるわたしたちみたか発電の「ベランダ発電工作セミナー」。
今回はゴールデンウィークの最中でもあったせいか、
お子さん連れの参加者の方が多く、 にぎやかなひとときとなりました。



まずは代表理事の大谷内千秋のあいさつです。



「本日はご参加いただきありがとうございます。

今日いらしてくださったかわいいお子さんたちも『電気はこうやって作ることができるんだな』と
少しでも分かってもらえればうれしいですし、将来、何かあった時にきっと役立ちます。


先月中旬に起こった熊本・大分の地震、一日も早い復旧を心より祈っています。
大きな地震がいつどこで起こってもおかしくないと言われていますが、
備えあれば憂いなし、いざと言うときのための準備は必要だと改めて感じました。
準備の中に今日ご紹介するこの小さな50Wのオフグリットの発電機があればと思います。
こんな小さなものでも携帯の充電や照明にも使えますし、非常時にはどんなに心強いでしょう。




私たちみたか発電は、地域から原発や化石燃料に変わる安全なエネルギーを広げたいと、
3.11を機にこれまでさまざまな取り組みを行ってきました。
今年4月から電力の自由化も始まりましたが、どんどん使っていく消費型ではなく、
環境面を考えたエコなエネルギーをみなさんと一緒に考えていければと思っています。
楽しく、工夫をしながら取り組んでいきますので、これからもよろしくお願いします」


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スライドを用いてのみたか発電の紹介を行った後は
いよいよセミナーの講義がスタート。
太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)の馬場裕さんが
講師を務めます。
ショートさせない、電気についての基礎知識。
皆さん資料を見ながら真剣に聞いています。




休憩のあとは工作タイム。それぞれのテーブルにみたか発電のスタッフが助手として付きます。
みんなでわいわい、がやがや、時には笑い声もあがります。

子どもたちも真剣なまなざしでドライバーを握ってお手伝い。
インバーター、ブレーカー、コントローラーなどのパーツを
赤や黒のケーブルでつないでいきます。


最後に50Wのソーラーパネルの付属ケーブルとPVケーブルとをドッキング。
1時間ちょっとですべてのテーブルのキットが完成しました。


この日はとてもお天気が良かったので、
会議室を出て館内の陽のあたる窓際に全員で移動します。
太陽の光を浴びて発電が始まりました。

「わー!発電してる」 「もう何か動かすことができるのかな?」など、声があがります。





その後、会議室に戻り、
みたか発電のスタッフによるデモンストレーション。

Ipodを接続してスピーカーから音楽を流したり、
コーヒーミルを動かしたり。LEDの電気もつけてみました。










質疑応答や「電力自由化入門」の話など、最後まで盛り上がったセミナーでした。
終了後のアンケートでは
「とてもわかりやすかった」「早速使ってみたい」
「実際にベランダに設置する時のことを考えながら作ることができた」などの声が聞かれました。


身近な自然エネルギーが自分たちで作れるんだというきっかけ作りにもなる
ベランダ発電工作セミナー。
まだ未体験の方にはぜひ経験していただきたいですね。